工作ツール > GAS PRO STRING JIG STRETCHING JIG PROFI 2.0
ストリングを製作する用具であるストリングジグです。古くはApple社の製品が有名でしたが、メーカー製のストリングジグはいずれも高価であり、個人的に所有するのにはかなり無理があるのは事実です。そのため、ジグ本体をさまざまなアイデアで自作することも流行していますが、ストリングの製作精度に関しては、今ひとつといった感じも否めません。近年、韓国Cartelから1万円台の安価なジグも市販されていますが、ストリング原糸のテンションを均一に揃える際に重要になる本体強度が不足するため、簡易ジグの領域をでていません。そうしたものも含め、AppleやSpigaなどの製品に比較しても、このGASPRO製ジグは、まさにフェラーリ級のグレードといっても過言ではない製品になっています。
ジグポストは、比較的広めの間隔であるため、サーバーの動きを妨げることはありません。ポスト本体も、不要な仕上げと思えるほど、きれいなブルーに塗装されています。
対になるポストも同様の仕上げで、ポストの一方の下部にある無塗装の金具は、完成ストリングにストレッチをかける際に使用するものだと思いますが、説明書が付属しないため使い方は不明です。
ボウレングスに対応するストリングの長さの目安を、インチとセンチで表記したシールが貼付されています。ジグを伸ばすと、左側の窓にポスト間の距離に相当する目盛りが現れます。
コンパウンドボウのバスケーブルを作成できるようポストが移動可能になっていますが、最短の作成長と、最大300ポンドのストレッチがかけられると表記されています。
6種類の作成データをメモできるシールが貼付されています。
ジグ本体裏面には、滑り止めの柔らかいスポンジ状のゴムが貼られています。
ジグ本体を伸縮させて作成ストリングの長さを調整するダイヤル部です。レバーノブはダイヤル内にこのように収納できます。
レバーノブはスプリングにより、ワンタッチで外側に起き上がります。
ポスト移動用の取り付け部です。コンパウンドボウでソフトヨークを作成する場合、極端に短いポスト間隔にする必要がありますが、この構造により対応範囲が広がります。
完成ストリングストレッチをかける際に使用すると思われるフックです。
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