リカーブボウ  クッションプランジャー  INFITEC A1 CUSHION PLUNGER

 Cartetl系の新ブランドであるINFITECの新型プランジャーです。クリック感のあるダイヤルでプランジャーボタンのバネ圧の強弱を調整するタイプのプランジャーになっています。このタイプのリファレンスであるBeiterのように、ダイヤル回転に伴い調整ダイヤルが移動し、移動量を目盛りで確認するものではなく、ダイヤル内部の圧縮機構の伸縮によりバネ圧力が変化する構造になっています。そのため、目盛りにあたるものは、ダイヤル側面円周上にプリントされた幅の変化する点線が目安となりますが、幅の変化する方向に注意してみてください。ネジを締める方向に回すと細くなり、緩める方向では太くなっていくのが分りますか。なんと、一般的なプランジャーのダイヤル回転と逆方向でバネ圧力が変化するわけで、これを頭に置いておかないと、チューニングでけっこう焦ります。付属品はヘックスレンチ1本のみで、ロックナット、シリンダーと調整ヘッドの固定、調整ダイヤル頭部の3か所を調整する場合に使用します。

 シリンダー部と調整部を分離した様子です。プランジャーボタン軸内部の末端には、ゴムリングが装着されており、シリンダー内をガタつきなく作動できるよう工夫されています。

 調整部の構造です。真鍮製の中心軸がダイヤルに直結し、ダイヤルの回転で中心軸の外周のバネ抑え金具が移動することにより、バネを伸縮させる構造です。そのため、ダイヤルを緩める方向に回すと、金具が内部方向に進行してバネを圧縮していくわけです。


 プランジャーボタンの飛び出し量は比較的短く、シリンダーとの段差も大きいため、ピンが直線型のレストでは干渉の可能性があると想像されます。SHIBUYA製など、プランジャーとの干渉を避ける形状のレストピンとの組み合わせが必要かもしれません。シリンダー内部にはデルリン樹脂様プラが組み込まれています。

 調整部のダイヤル頭部です。メーカーロゴがプリントされており、止ネジ穴はダイヤルのクリック感を出すためのスプリングボールを固定するためのネジ穴です。