DECUT社のカーボンクリッカー「HONOR」です。これまで個人的には、高価なカーボン製クリッカーに興味があったわけではなく、金属製のクリッカーで十分と考えていました。ところが、最近手に入れたWin&WinハンドルのTF APECSという少し前のモデルであるカーボン製ハンドルライザーには、クリッカープレートが存在せず、クリッカーがハンドル本体の樹脂塗装の表面を叩くようになっています。そのため、従来の金属製クリッカーではほとんど音がせず、必要に迫られて購入してみたわけです。もっとも、高価なカーボン製といっても、Win&Winのものより安価な製品です。
クリッカーの構成および構造は、以前に紹介した「SOLO」とデザインも含め共通ですが、クリッカーの本体がカーボン製となり、緩やかに湾曲した形状になっています。ダイヤル部分は固いプラスチック製ですが、クリッカーを挟みこむ樹脂部分は柔らかいビニールのような感触のものが使われています。
付属品もSOLOと同様で、インチとミリの両方に対応できる取り付けネジが入っています。
SOLOの長さ調整穴の長さは短めで、少し不満に思っていたところですが、HONORでは十分な長さに広がりました。これなら、クリッカー位置を前に出しても、ポイントに確実にかかりそうです。
クリッカー先端のクリッカーチップには金属製カバーがつけられています。
かなり上質に仕上げられた製品だと思いますが、中国製品特有のいま一歩感はダイヤルに封入されたロゴ部分にあります。非常に小さいプリントですが、「DECUT ARCHERY SOLO」と書かれてあるのです。SOLOには黒と白のバリエーションしかありませんので、カラーバリエーションはHONOR専用のものになっているはずです。なんでロゴを変更しなかったんでしょうか。
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