INFITECのNexusスタビライザーシリーズに新たに加わったEdge3です。特徴は、最近流行の細いロッドを使用していることです。
少し前までは、普及型のスタビライザーに使用されているロッド径は17ミリ前後のものが多かったと思います。比較的高価格帯のスタビライザーで剛性を求めたモデルでは20~22ミリと、徐々にロッドの径を大きくしていく傾向にありましたが、ここにきて小口径でも高剛性のロッドを使用したモデルが流行しているようです。ロッドが細くなることによって風対策に有効かもしれません。
ロッドの材質はフルカーボンで、ウエイト側にダンパーゴムを内蔵したアルミケースが取り付けられ、ゴム製ワッシャーを挟んで3個のウエイトが付属します。ウエイトの加工精度は高く、隙間なく連結されるので、一見、一つのウエイトに2本の円周線を刻んだようにも見えますが、きちんと3個に分離できます。
かなり硬質感のあるロッドとあわせ、ダンパーの動きが固いこともあり、シュート後に微振動が残る感覚があります。
ダンパーの構造は写真のとおりです。ダンパーケースとウエイトとの間隔が小さいので、振動によるウエイトの可動範囲は大きくありません。
重量データは次のとおりです。
サイズ 総重量 ロッド重 ウエイト ダンパー
26in 258g 136g 77g 44g
28in 270g 149g 77g 44g
30in 272g 150g 77g 44g
10in 189g 69g 77g 44g
12in 195g 75g 77g 44g
表面にでこぼこがあるため、正確ではありませんが、実測で約15ミリ強といったところです。
ロッドの剛性を高めるためには、高品質なカーボン繊維を高密度に組み込む必要がありますが、普及タイプの価格帯でも潤沢にカーボン繊維を利用できる時代になったということでしょうか。
カーボン繊維の組み込み方は、クロスカーボン構造ということですが、表面にはひし形模様が浮き出るデザインになっています。
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