トルクチューニングを可能にしたSanlida製の最新コンパウンドレスト、X10です。コンパウンドボウのグリップにかかる無意識のうちの左右の圧力変化の影響を最小に抑えるというのが、トルクチューニングの考え方です。この効果を確認するためには、ランチャなーの取付位置を前後に変化させる構造が必要になるため、取り付け部は非常に長い構造になり、同様の製品はアメリカのAAE社freakshowに見られる程度です。

　取り付け部が非常に長くなるため、ハンドル部へのロックネジ位置も3か所に変更できる構造になっています。ロックネジもハンドルを傷つけないよう、頭部分にプラスチックが埋め込まれた丁寧な仕上げになっています。

　レスト取付位置の微調整は、ロックネジを緩めダイヤルで簡単に調整できるようになっています。

　ランチャーブレードは4ミリ幅のナローサイズが0.2、0.25の2種類、5ミリ幅のワイドサイズが0.25，0.3の2種類、計4枚が付属しています。取付ボルトも汎用の工業製品ではなく、きれいな仕上げの専用ボルトが付属しています。

　価格はSanlida製品としては少し高価になりますが、10600円です。金、青の各１点在庫となります。