DECUTというブランド名は、最近国内でもリカーブ関連のアーチェリー用品のいくつかで名前を聞くようになっていますが、このコンパウンドレストは、たぶん本邦初公開になるのではないでしょうか。実際に使用してみないと本当の精度についてはわかりませんが、一般的な各種微調整は可能な構造になっているようです。ランチャーブレードはユニークなデザインで、ブレード幅は太いシャフトにも対応できるワイドタイプです。

　たぶん、開発にあたってたくさんの既存製品を研究したのだと思いますが、部分的にいろいろなメーカーの製品の寄集め的な印象があります。横方向の位置調整は、目盛りの刻印幅の長さからわかるように、かなりの調整幅があります。

　ランチャーブレードは、標準で本体に0.08が組み込まれていて、そのほかオプションとして、0.10、0.12の各１枚が付属しています。ブレードの取り付けホール幅が他メーカーのものと適合するかどうかわかりませんが、特殊なデザインになっているため、一般的なブレード形状のものに比較して、軟らかいのではないかと想像しています。