Sanlida製のコンパウンドスコープ、X8です。これも新たに加わった新製品群の一つです。価格は4000円前後のエントリークラスのものですが、大きな特徴は、透明性が高く歪みの小さいガラス製レンズを採用していることです。通常、このクラスではコスト上の理由でプラレンズを採用することが多いのですが、ガラス製としたことで、ファイバーピン周辺の中心部を含めて、視野の歪みがないことが特筆点です。
手放しでほめられるわけではなく、ファイバーピンに問題があります。汎用のファイバーピンをカットして利用したのでしょうが、惜しいことにピンが若干カーブしています。
センターマークとしてファイバーピンを使用するタイプで、レンズに直接ファイバーを差し込むタイプでは、どうしてもレンズと直交させるのが困難で、傾きがちになってしまいますが、真っ直ぐなファイバーさえあれば、差し替えは簡単そうです。また、単純にドットマークのシールに張り替えてしまうほうが楽かもしれません。
レンズは、シリコン調のプラ枠で本体に固定されるのでレンズ自体のグラつきは抑えられています。
レンズ倍率が8倍のみメーカー在庫しているとの事前連絡でしたが、到着したものは「0.75」のシールが添付されていたので、6倍の一般的なレンズ倍率のものを送ってくれたようです。
左右兼用構造ですが、変更は水平レベル筒を上か下に差し替えるだけです。空いた穴はスコープ内部への採光窓として機能するようになっています。
Sanlida社では、自社製スコープが完成するまではBeiter製スコープを純正指定していましたが、これとX10スコープの製品化で、オリジナルのラインアップ完成となりました。
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