コンパウンドボウ  スコープ  INFITEC IRIS-300

 

 Cartelの派生ブランドINFITICから発表されたIRIS-300です。この製品について、とくに強調する特徴があるわけではないのですが、とりあえず、Cartelブランドよりもちょっと高級感のある、デザインブランドにあたるのかなと思っています。基本的には、Cartel製306Scopeと同じ構成なのですが、フード部分が単純な円筒ではなく、穴の空けたデザインで外光を取り込めるようなっていて、明るい視野でエイミングできるように工夫されている製品です。

 

 Catel306SCOPEと同様の付属品と構造になっています。ファイバーピンは緑色のものが標準で組み込まれていますが、スペアとして緑、オレンジ、赤の3色のものが付属しています。ただし、Cartel製のサイト関連製品に付属しているものと共通のようで、実際に交換する場合はレンズに接触しない長さに調整して切断する必要があります。

 

 フェイス側から見た見た外観です。レンズの手前側にファイバーピンの保持軸があり、軸端の穴にファイバーピンを差し込んで固定します。フードボディに開けられた穴から入った光がファイバーピンに当たるようになっています。

 

 ロッドの反対側にもネジ穴が設けられており、左右兼用で使用できることがわかります。左側のバック側でギザギザのリングが見えますが、レンズを固定しているリングです。

 

バック側から見た外観です。内縁に沿ってブランド名が印刷されています。調整する必要はないと思いますが、ファイバーピン保持軸の高さを変更することもできるようです。

 

 フードボディを下から見た様子です。ファイバーピン保持軸がナットで固定されています。保持軸の下端にはマイナスドライバー用の溝があり、ファイバーピンの左右の傾きを調整できるようになっています。

 

 ファイバーピンの取り付けられている様子です。標準で取り付けられているファイバーピンの両端は雑にカットされているため、斜めになっています。なお、ファイバーピンはレンズには接触してはいません。