ストリング通信販売 · 2023/01/07 新しいおまけアイテム 通販ご利用の皆様に、少しでも喜んでいただけるよう、ささやかなおまけを添付できるよう心がけていますが、今回はこんなものを用意させていただいています。 DAISOでも見かけたことがあるかもしれませんが、スマホのタッチペン機能付きボールペンです。少し手間はかかりましたが、「Inner-Ten」のロゴ付きです。 tagPlaceholderカテゴリ: コメントをお書きください コメント: 5 #1 あーちゃー (土曜日, 28 1月 2023 09:36) 本文関係ないですが、aliexpressで販売されているアローシャフトで、ACCMOSやELONGのものが色々あると思いますが、スパインチャートが見当たりません。 どのようにして選定するのでしょうか?ご存知であればご教示下さい。 #2 管理者 (日曜日, 29 1月 2023 00:36) コメントありがとうございます。 スパインの選択は、基本的にはEASTONのオールカーボン製ブランドのシャフトのスパインチャートに準じて選択すれば良いと思います。考慮すべきは、gpi、つまり1インチあたりのシャフト重量で、EASTON製のものよりも軽ければ硬めになり、重ければ軟らかめになります。ただし、EASTON製でもそうであるように、A/Cシャフトからオールカーボンに転向する場合は、シャフトのたわみ復元に伴うパラドックスが高速化するため、A/Cシャフトの同じスパイン番手よりも軟らかめのスパインを選択する必要があります。しかし、どの程度の番手を変更するかは、残念ながら基準はないというのが本当のところで、そのへんは勉強代というしかありません。実際の話、スパインの選択を誤り、フィッシュテイリング、つまり魚が尾を振りながら泳ぐような矢飛びをするような状況となった場合には、プランジャー調整、シャフトカット、ポイント重量変更などのほとんどのシャフトチューニングの効果はなく、リムボルトあるいはリム交換によるドローウエイトの変更、異なるスパインのシャフトへの変更しかありません。 オールカーボン製のシャフトは一般的に安価ではありますが、自分にあったスパインの選択が難しいというのが本当のところではないでしょうか。もちろん、選択したスパインが最適であった場合は、最高のコスパを発揮すると思いますが、シャフトの寿命という点でも注意が必要です。必ずしも安価ではないメーカーブランドのシャフトでも、使い込むにつれグルーピングから外れるシャフトが必ず出てきます。それは、目に見えない微細な劣化が徐々に蓄積されるからだと思います。 A/Cシャフトが長寿命なのは、こうしたカーボンの劣化をアルミコアが補っているとも考えられ、究極的には、安価なオールカーボンシャフトを短期間で更新するか、高価なA/Cシャフトを長期間使用するかの選択になるかと思います。 #3 あーちゃー (日曜日, 29 1月 2023 23:49) ご回答ありがとうございます。 例えばイーストンのオールカーボンシャフトが700番であり、それに比べgpiの軽いシャフトを選択する場合は、硬めに出るため750番を選定する、というイメージで合ってますでしょうか? また例えば同じ40tカーボンを素材としたID3.2mmのものでも、ものによって精度はともかく耐久性に違いが出たりするのでしょうか? こちらもご存知であればお願いいたします。 #4 管理者 (月曜日, 30 1月 2023) 前述のとおり、新たなブランドのオールカーボンシャフトに変更する場合、基準となる公式のようなものが存在するわけではありませんので、どの程度のスパイン番手の変更が必要になるかはわかりません。ただし、そうした傾向がある、ということを気にする必要はあると思います。 40tカーボンは、カーボン素材としてスタンダードな24tカーボンよりもシャフト構造を硬くできるため、細身のシャフトでも硬めのスパインを実現できるところが特徴です。そうした特徴に伴い、もろさもあるのではないかと考えます。 #5 あーちゃー (火曜日, 31 1月 2023 23:08) 非常に参考になりました。ありがとうございます。
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あーちゃー (土曜日, 28 1月 2023 09:36)
本文関係ないですが、aliexpressで販売されているアローシャフトで、ACCMOSやELONGのものが色々あると思いますが、スパインチャートが見当たりません。
どのようにして選定するのでしょうか?ご存知であればご教示下さい。
管理者 (日曜日, 29 1月 2023 00:36)
コメントありがとうございます。
スパインの選択は、基本的にはEASTONのオールカーボン製ブランドのシャフトのスパインチャートに準じて選択すれば良いと思います。考慮すべきは、gpi、つまり1インチあたりのシャフト重量で、EASTON製のものよりも軽ければ硬めになり、重ければ軟らかめになります。ただし、EASTON製でもそうであるように、A/Cシャフトからオールカーボンに転向する場合は、シャフトのたわみ復元に伴うパラドックスが高速化するため、A/Cシャフトの同じスパイン番手よりも軟らかめのスパインを選択する必要があります。しかし、どの程度の番手を変更するかは、残念ながら基準はないというのが本当のところで、そのへんは勉強代というしかありません。実際の話、スパインの選択を誤り、フィッシュテイリング、つまり魚が尾を振りながら泳ぐような矢飛びをするような状況となった場合には、プランジャー調整、シャフトカット、ポイント重量変更などのほとんどのシャフトチューニングの効果はなく、リムボルトあるいはリム交換によるドローウエイトの変更、異なるスパインのシャフトへの変更しかありません。
オールカーボン製のシャフトは一般的に安価ではありますが、自分にあったスパインの選択が難しいというのが本当のところではないでしょうか。もちろん、選択したスパインが最適であった場合は、最高のコスパを発揮すると思いますが、シャフトの寿命という点でも注意が必要です。必ずしも安価ではないメーカーブランドのシャフトでも、使い込むにつれグルーピングから外れるシャフトが必ず出てきます。それは、目に見えない微細な劣化が徐々に蓄積されるからだと思います。
A/Cシャフトが長寿命なのは、こうしたカーボンの劣化をアルミコアが補っているとも考えられ、究極的には、安価なオールカーボンシャフトを短期間で更新するか、高価なA/Cシャフトを長期間使用するかの選択になるかと思います。
あーちゃー (日曜日, 29 1月 2023 23:49)
ご回答ありがとうございます。
例えばイーストンのオールカーボンシャフトが700番であり、それに比べgpiの軽いシャフトを選択する場合は、硬めに出るため750番を選定する、というイメージで合ってますでしょうか?
また例えば同じ40tカーボンを素材としたID3.2mmのものでも、ものによって精度はともかく耐久性に違いが出たりするのでしょうか?
こちらもご存知であればお願いいたします。
管理者 (月曜日, 30 1月 2023)
前述のとおり、新たなブランドのオールカーボンシャフトに変更する場合、基準となる公式のようなものが存在するわけではありませんので、どの程度のスパイン番手の変更が必要になるかはわかりません。ただし、そうした傾向がある、ということを気にする必要はあると思います。
40tカーボンは、カーボン素材としてスタンダードな24tカーボンよりもシャフト構造を硬くできるため、細身のシャフトでも硬めのスパインを実現できるところが特徴です。そうした特徴に伴い、もろさもあるのではないかと考えます。
あーちゃー (火曜日, 31 1月 2023 23:08)
非常に参考になりました。ありがとうございます。