7月末までの予定で10%引きのセールを実施しましたが、低調のまま期限が来てしまいました。告知方法の問題もあろうかと思いますが、今年は夏休みが短いうえに、活気づけの目的も果たしていないことから、8月いっぱいまでセール期間を延長します。概要は次のとおりとします。
群馬県内のアーチェリー射場の使用については、まだ一部に利用制限が残っていますが、アーチェリー界への活気づけとして、ご来店いただける方に限り、8月末まで在庫製品の販売価格を10%引きといたします。基本的に通販は送料無料で販売していますが、当方の送料負担が大きいため、申し訳ありませんが通販では通常とおりの販売価格となります。製品の在庫状況については、ご来店前に事前の確認連絡をお願いします。
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あーちゃー (火曜日, 11 8月 2020 23:43)
記事と関係ありませんが、miracle X10ライザーに興味があります。以下ご存知であればご教授下さい。
ティラーボルトの回転数は最大閉め状態から何回転緩められるでしょうか?kineticのstylizedと同じく2回転が限界でしょうか?
またミドルグリップとの記載がありましたが、stylizedと比較するとロー気味なのでしょうか?
以上ご確認、お願いします。
管理者 (水曜日, 12 8月 2020 10:23)
StylizedもMiracle X10も中国Sanlida社が製造したものです。中国の多くのアーチェリー用品製造メーカーは、古くから欧米の有名メーカーの下請けとして実際の製造に携わってきました。そうした経験の中から自信を得た製造業者自身でデザインしたオリジナル製品を製作し始めているのが、近年の傾向なのだと思います。ちなみに、米国PSE社の入門者向けアーチェリー用品の一部はSanlida製です。
SSAという、ベルギーを拠点とするアーチェリー用品の総合卸売会社は、AVALON、KINETIC、COREなど、最近よく目にするブランドを展開していますが、これらは、Sanlidaを含めTOPOINT、JUNXING、YOUI、Oulingjiaなど、中国メーカーの製品にSSAのブランドを付けたものになります。SSAのこれらのブランドにより、多彩な中国製アーチェリー用品の世界進出へのハードルが下げられたと考えています。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、デザインシルエットがまったく同じStylizedとX10は、細部まで同じかというとそうではありません。自社のオリジナルブランドには差別化のためのコストをかけ、表面仕上げをはじめデザインリムボルトの採用など、様々な違いがあります。また、中国製ハンドルライザーの共通の特徴として、リムボルトはティラー調整のためのもので、ポンド調整までは考慮していないということがあると思います。リムボルトのネジ山の長さの短いものが多いのもそうした理由によるものと想像しています。そのため、中国製ハンドルを使用する場合は、強すぎるリムあるいは弱すぎるリムを、リムボルトにより補正することはできないものとお考え下さい。
グリップは簡単に仕様変更できる部分であり、StylizedとX10では同じものが使われていない可能性もありますが、Stylizedの扱いはありませんのでその詳細は分かりません。Miracle X10の紹介で比較したMyth Ⅱには、すでに廃番となっているHoytの旧ウッドグリップのハイグリップと同様の形状のものが採用されていますが、それに対しX10では、スタンダードタイプのグリップ高であったためミドルグリップと表現したものです。
あーちゃー (水曜日, 12 8月 2020 22:00)
ご回答ありがとうございます。stylizedもsanlidaが製造しているのですね...
主観的なご意見で構いませんが、miracleX10ハンドルは購入価値はありそうでしょうか?
管理者 (水曜日, 12 8月 2020 23:40)
Sanlidaの代理店という立場での意見であれば、ぜひお試しください、というところですが、Sanlida製品は高額な出費を覚悟しなくても「アーチェリー」というスポーツをエンジョイできます、というのがモットーであり、必ずしも最上級の性能を目指したものではありません。コスパは良好だと思いますが、当方が知る価格レベルで、これならAmazonから買った方が安いと感じるものも一部にはあります。Miracle X10を選択するか否かは、ユーザーの好み次第だと思いますし、あばたもエクボではありませんが、欠点を承知のうえであれば愛着のわく製品であるとは思います。