スマートウォッチについては、以前から気にはなっていたのですが、ここにきてAmazonで販売されている製品の種類も一気に増えたような気がします。初期のスマートウォッチは、数日しか電池が持たないという情報もあり、これまで手を出さずにいましたが、価格が下がってきたこともあり、物は試しといくつか購入してみました。
青箱のものは「M3」、サイズの異なる黒箱の2つは「M4」ということになっています。Xiaomiの製品名に似た名称ですが、この3つはそれぞれ別のメーカー製です。機能はどれも似たようなものですが、時計、歩数計、心拍、血圧、運動回数計測、SMS受信などができるようです。M3にはスマホの音楽再生コントロールもありました。
これらのスマートバンドの操作方法は、それぞれの専用アプリを使い、スマホとBluetoothで連携させることにより設定をします。スマホと連携させないと時刻あわせさえできません。M3はYOHO sports、ひとつのM4はLefun Health、もうひとつのM4はFitproというアプリが必要になります。
充電については、M3は本体の片側がUSBのオスソケットの形状をしていて、本体を直接USBソケットに刺して充電します。ひとつのM4は本体の片側にmicro USBのメスソケットがあり、付属のmicro USBケーブルで充電しますが、本体のメスソケットが異常に深いため、汎用のmicro USBケーブルは使えません。もう一つのM4は本体に2点の接触充電端子があり、付属の専用ソケット付きUSBケーブルで充電します。このようにこの3つは、似たような外観ではあるものの、まったく異なった構造をしています。これは推測になりますが、スマートバンド用の共通のセンサーを備えた基板があって、さまざまなメーカーが独自のケースに組み込んでいるだけなのではないのでしょうか。ハードウエアのセンサーからの信号を計測値として画面に表示させるまでに、実際の数値に近似させるようセンサーの感度あるいはソフトウェアによる補正が必要になると思いますが、大手メーカーと異なり、これらの訳の分からないメーカーは、そのへんのデータ蓄積がいい加減だと思いますので、Amazonのコメントで見られるような「椅子の足でも血圧が測れた」というのは、ある意味、当たり前のことです。批判あるいは否定的な評価をするのではなく、むしろ、血圧を感知できる機能を活用して日常の高低変化がどうなっているのかを判断できる便利な道具として考えるべきものなのではないでしょうか。
プレゼント企画では、これまで、スマートバンド風デジタルウォッチを景品として送らせていただきましたが、この3本も充電してみただけなので、プレゼント企画の景品に加えます。実使用はしていないので電池の持続日数はわかりません。なお、防水はIP67なので、防塵機能がある程度にお考え下さい。水分は充電電極部からほぼ確実に侵入すると思います。
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