2019年版HERO X10のドローレングスは27インチから29.5インチまで0.5インチごとに専用モジュールを組み込むという精度の高い方式を採用していました。昨年、Sanlidaの担当者からショートドローに対応したモデルを開発中という連絡を受け、完成したてのショートドローカム単体およびショートドローモデルを昨年9月に入手していますが、ロングドローモデルも追加されるとは予想していませんでした。
従来のカムはミドルカムとして変更点はなく、ショートドロー用としてスモールカムが25インチから26.5インチ、ロングドロー用としてラージカムが30インチから32インチまでの対応となります。注意しなければならないのは、スモールカムおよびミドルカムでは、すべて0.5インチ刻みでドローレングスを設定できるのに対し、ラージカムでは30インチ、31.5インチ、32インチの設定しかありません。
また、ドローレングス設定モジュールは、それぞれのカムサイズ専用のパーツとなり、全部で13種類のモジュールが存在することになります。そうした理由から、ご注文の際にはくれぐれもドローレングスの確認はしっかりとお願いします。
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