JUNXING製コンパウンドの新モデル

 中国JUNXING社は、ほかのメーカーにはないユニークな構造のコンパウンドボウを製作していて、ハンティング用も含めるとかなりの製品数をラインアップしています。ターゲット向けとして当ウェブでは、左右兼用にもなるM106製品紹介をしていますが、このほかに一般的なデザインのM107、上下のリムを直接連結しただけのような三角形の形状をしたM109Aという3種類のラインアップでした。最近、欠番となっていたM108として「Pheonix」の愛称を付けた新しいモデルの市販が開始されたようです。

 M108のスペックは次のようになっています。

Alex to Alex:  40''

IBO Speed:  315fps

Draw length: 24-30.5''

Draw weight: 30-55lbs

Brace height:  7.1'

Weight:    4.7lbs

 カムは、M106と同じものが使われているようで、ドローレングスの調整範囲も広く、ドローウエイトも初級者から中上級者にも使える柔軟な設計です。市販価格は36000円前後のようですが、大手メーカーのこの価格帯のコンパウンドボウといえば子供向けか、おもちゃのような製品しかないことを考えれば、40インチの本格的な製品がこの価格で入手できるのは非常に魅力的です。

 オーストラリアのアーチェリー用品紹介チャンネルのArchery Suppliesでも、さっそく目につけたようで、大変好意的な評価をしているようです。実射評価までしているので興味がありましたらご覧になってください。ただし、当然、Aの発音を強調したオーストラリア英語です。(https://www.youtube.com/watch?v=fOfububgR6M)

 当ウェブサイトでも、取り寄せてみようか思案中です。最近、中国からの送料が高騰気味で、送料の折り合いが付けば考えてみようと思います。何せ、先日、Sanlidaに数点の品物を注文して取り寄せたところ、かなり高額な送料がかかってしまったので、用心深くなっているところですが、入手してみたいと思う方がいらっしゃいましたら、連絡をください。希望者がいれば、頑張って購入してみます。

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コメント: 3
  • #1

    リカーブサイト (水曜日, 16 10月 2019 03:49)

    いつも楽しく拝見させて頂いております。
    記事とは無関係ですが、sanlidaのリカーブサイトはどこから購入可能でしょうか?

  • #2

    管理人 (水曜日, 16 10月 2019 21:51)

    お問い合わせ、ありがとうございます。
    Sanlida X10 Recurve Sightは、本格的に製造が開始されたばかりなので、当方でしか取り扱いはないものと思います。カラーが黒のものを2セット仕入れましたが、まだ1セットの在庫があります。価格は3万円+送料程度になるものと思います。

  • #3

    管理人 (木曜日, 17 10月 2019 17:44)

    価格の訂正をします。2.5万円+送料でどうでしょうか。