注目のアーチェリー用品#4(フレッチングジグ)

フレッチングジグ

 矢に羽根を張る、いわゆるフレッチャーです。これまで中国製のフレッチャーは、韓国Catel製と同様、イタリアのSpigalleri製をコピーした金属製のものが主体でしたが、最近、この樹脂製のフレッチャーが出回り始めました。こうした製品群に詳しい方は、どこかで見た気がする外観かもしれません。アメリカのアロー関連アクセサリメーカーBOHNINGにこれとそっくりな「Pro Class Jig」というフレッチャー製品があります。しかし、よくよく比較すると、ダイヤルの形や構造などは同じに見えても、本体の台座形状がまったく異なります。本家の本体にはBOHNINGのロゴマークがデザインされているため、この部分だけオリジナルにしたのかもしれません。価格は、本家と似たような価格なので安いという印象はありませんが、本家のフレッチャーにはクランプが一種類だけ付属しているのに対し、これにはヘリカルとストレートの二種類のクランプが付属しています。

 ヘリカルクランプは取り扱いが少ないので入手が面倒ですが、ヘリカルピッチを試してみたいという方にはお勧めです。