Sanlida Miracle X10のセットアップ

ハンドルライザー : Sanlida Miracle X10 パープル、ブロックアジャストメントシステム

リム :            Miracle X10, Short, 34#

サイト :                   Sanlida X10 Recurve Sight

レスト :                   Sanlida X10 Rest

 以前、ボルトアジャストメントシステムのMythⅡにX10リムをセットアップした時、リムボルトをフルに締めこんだ状態でリムとリムボルトの傘の間に余裕があり、無調整でも上下リムのティラー差が4ミリとなっていましたが、今回のMiracleでも同様であり、基本設計がそのようになっているようです。また、イギリスの販売ショップのウエブサイトでは、リムボルトをいっぱいに締めこんだ状態から2回転緩めたところまでが調整範囲と紹介されていたので、一般的なハンドルよりも調整範囲は狭そうです。X10サイトについては製品紹介のページで解説していますが、使い心地も良好です。サイトブロックのスライドの動きもSHIBUYAよりスムーズで軽くなっています。ただし、標準で付属するサイトレールダンパーのゴムが固く、どれだけ効果があるのか疑わしく感じます。X10レストは、SHIBUYAのレストとほぼ同じ構造ですが、SHIBUYAのものよりプランジャーホールのサイズが若干拡大されています。SHIBUYA製のレストではプランジャーホールのサイズがSHIBUYA製プランジャーのボタンカラー部の太さに合わせてあるため、ここが少し太めになっている一部のメーカー製は使えないという欠点がありましたが、そうした欠点を解消しているようです。